妊娠23週目ともなれば、赤ちゃんへママとパパの声が届いているのではないでしょうか。羊水は塩分を含みいろいろな感染症を撃退し、少し暖かく赤ちゃんにとって居心地のよい場所になっています。ママのお腹はますます大きくなってきます。体の重心がずれて、支えている腰や背中に負担がかかり、足にも負担がかかり、足をつるママも多くなります。体の負担はありますが、これから生まれてくる赤ちゃんのために母親学級などに参加して、赤ちゃんを迎え入れる準備をしましょう。

【赤ちゃんはいま】

赤ちゃんは270~350ミリメートルぐらいの大きさがあります。重さは400グラムを超えてきました。筋肉がどんどんつき、力強く成長しています。気が付いたら超音波写真に全身が写らないぐらい大きくなっているのではないでしょうか。赤ちゃんの耳は内耳でき始め、外の声が聞こえています。パパとママの声を聞いて、生まれた後に安心できる声を確認しています。赤ちゃんはママのお腹の中でぐるぐる動いているので、超音波写真を撮るタイミングでは性別が分かるかもしれません。

【ママはいま】

ママのお腹は大きくなり、体重が増えていきます。子宮はおへそぐらいまで大きくなっていますので、息苦しさは増しています。女性に多い貧血の症状を訴えるママも多くなります。鉄分補給は忘れないように栄養管理を行いましょう。体の変化によって、自分を支える筋肉が悲鳴を上げ始めますので、温かいお風呂に入り、筋肉を和らげたり、体をいたわりましょう。

【パパはいま】

このころのパパは、赤ちゃんに話しかけをするついでに、ママの腰痛や背中痛を和らげるためにマッサージなどママの体をいたわりましょう。両親学級などにママと一緒にいき、マッサージのやり方を確認しましょう。ママのマッサージをした後は、パパもマッサージ屋にいってリフレッシュしましょう。

 

妊娠24週目