赤ちゃんが産まれてから4ヵ月たちました。赤ちゃんの体は徐々に筋肉や骨が発達し、首が座り始めます。横抱きをしていると首をあげる素振りをみせて、縦抱きにすると頭をたてて周りを観察し始めます。回りにあるものを手や足でさわり、握ったりと動きが盛んになってきます。視力もすこし発達し近くのものが見えてきます。喃語もよくでるようになり、すこし種類が増えてきます。ママやパパと言ったようなきがするときもしばしばあります。

<赤ちゃんの状態>

・首が座ります。まだしっかりしていないときは、首を支えて抱っこします。

・声を出して反応することが増えてきます。

・昼夜の区別がつきはじめます。

<発育の加速を促すために>

赤ちゃんの喃語が増え始めあー、うー、以外にもえー、きゃっきゃっと発声できるようになります。絵本を読んだり、ママやパパの行動をみて、それに反応した喃語がでていれば、しっかりママやパパは声に出し何が起きているか赤ちゃんに解説してあげます。行動や絵本に写るものに名前があることをつたえます。赤ちゃんに話しかけるときは、出来る限り赤ちゃん言葉は避けましょう、また、一般名詞は一貫性を持って話しましょう。例えば、犬と猿であれば、犬、わんわん、柴犬と伝え、猿、キーキー、日本猿というようにすると、言葉を喋るようになったときに、飛躍的に語彙力や理解力が高まります。赤ちゃんの脳の中では、どんどん情報が蓄積される他に複数の表現があることに気づいていきます。(脳力を育む)

生活のリズムをつけ始める頃です。寝る時間が長くなり、授乳間隔も空いてきます。昼夜の感覚もでき始めるため、今のうちから生活のリズムを作ることで、安定した睡眠や活動を行えます。赤ちゃんは睡眠時間をしっかりとることで心身ともに安定した発達が促せます。(心力を育む)

赤ちゃんとの遊びを活発にします。首が座り、体幹が少しずつしっかりしてきます。赤ちゃんを仰向けにねかして、手を握って起こしたり、仰向けの状態から横にゆっくりと寝返りのように転がしたりします。足をくるくると自転車を漕ぐように曲げたり伸ばしたりをします。うつ伏せに背中から足先にかけてベビーマッサージします。握る力が強くなってきたら、ゴムなどの伸縮性のあるものを机の足などに結んで、反対側を赤ちゃんに引っ張らせます。離すと赤ちゃんから離れるので、無意識に取りに行こうとからだのどこかに赤ちゃんは力を入れてます。色々なからだの筋肉に刺激を与えます。赤ちゃんは今までと異なる刺激を受けます。(体力を育む)

<育児のポイント>

赤ちゃんは、一人遊びができるようになってきます。一人で集中して遊んでいるときは、見守って赤ちゃん自身が考える時間をあげましょう。生活のリズムをつけるために、朝は太陽の光をいれる、夜は風呂の後、絵本を読んだら電気をけし、寝るのうような、始まりや終わりの合図のようなものを決めて、ルーティンにしましょう。

赤ちゃんの免疫が少しずつ落ち始めます。小児科の営業日時間を確認しておきましょう。一番免疫力が、落ちるのは生後6ヶ月ぐらいになります。

 

生後5ヵ月幼児教育