赤ちゃんが産まれてから7ヵ月たちました。赤ちゃんはお座りができるようになります。まだまだ、安定しないため支える必要があります。発声も増え始め、パやブなどを発声し唇をうまく使って音を出せるようになります。離乳食を食べるときに舌や歯茎で潰せるようになります。離乳食の種類を増やします。興味があるおもちゃなどに自ら手を伸ばしたりします。危険なものは手の届かないところに置きます。

<赤ちゃんの状態>

・生活のリズムがつきます。起きる、着替える、手を洗うなどルーティンを覚えます。

・お座りができるなど筋肉がつき、体幹が発達します。

・発声する言葉か増え、その音や音に反応するママやパパのリアクションを楽しみます。

<発育の加速を促すために>

赤ちゃんは朝起きてから寝るまでリズムが整います。毎日同じタイミングで繰り返し生活のリズムをつけます。赤ちゃんは色々なことに興味があるため、少しずつリズムが変わってしまいます。そのリズムを補正するため、キーとなるべき言葉や行動などのトリガーを生活のなかで取り入れます。ご飯を食べる前に、エプロンを出し見せてあげる、寝る前に、決まった絵本を読むなど、これが来たら次は何が起きるかを理解しやすくします。幾つかのトリガーを作ることでリズムをつります。赤ちゃんは予測するようになり、記憶をよびだすことができます。(脳力を育む)

赤ちゃんはママやパパの話しかけていることや話している内容、顔の表情などを良く観察します。話しかけられてることが少しわかります。赤ちゃんと遊ぶときには、ママやパパは表情や声のトーンを意識して、楽しそうにします。赤ちゃんはその表情をみて一緒に楽しむことができます。絵本の読み聞かせをします。色や数、物の名前のほかにストーリー性のあるものを読み聞かせ感情表現も伝えましょう。共感することで赤ちゃんの表情や感情表現が多くなります。絵本はコミュニケーションツールの一つとして使いましょう。(心力を育む)

赤ちゃんは寝ている状態から起きた状態を保てるようになります。お座りができ、手で体を支えられようになり、動くものなど興味があるものがあると前のめりで体を支え、力がついてきます。手足も器用に動かせるようになってくるので、ものの受け渡しができます。手渡しで渡せることができれば、つぎは、お座りの状態の赤ちゃんに向けて、ボールを転がしてキャッチさせます。視界に映ったものに対して体を反応させる神経を養います。(体力を育む)

<育児のポイント>

赤ちゃんのママからもらった免疫は減少し、赤ちゃん自身の免疫が上がってきます。ちょうど免疫が少なくなっている時期です。赤ちゃんの体調不良が増える時期のため、熱などにはきをつけましょう。高熱がでて熱性痙攣は病院にすぐにいきましょう。歯が生えてきますので歯磨きを始めましょう。

6カ月から7カ月健診があります。

 

生後8ヵ月幼児教育