育児ストレス

イヤイヤ期の対処方法

育児の自信がなくなる瞬間があります。そんな中のひとつに、1歳後半~2歳の我が子が「イヤイヤ期」という状態になったときです。何を言っても、何をしても「いやいや!」と泣かれてしまうと、「なんで?」「わからない?」と精神的に疲れてしまいます。親がリフレッシュできないと、子育ての自信がどんどんなくなってしまいます。
そんな時は、イヤイヤの原因は何なのか、それを見つけることが必要です。

イヤイヤが始まる前の子供や親の行動言葉を思い出して、見つける手がかりにしましょう。遊びに夢中なときに、ご飯の時間と遮られたということであれば、遊ぶまでイヤイヤがとまりません。ご飯をとりあげればそれもいやとなります。

叶えてあげられないことならば、できるだけ早く忘れさせてあげましょう。他に気持ちが向くように場所を変えられる、話題を変える、など気持ちの切り替えをうながします。

それがためであれば、親がいいよーっと言える流れにします。叶えられそうな代替え提案をします。なにがやりたいか、なにがやりたくないかを沢山聞き出します。オモチャであそびたい、絵本読みたい、外いきたいと複数子供にいわせます。お風呂イヤ、ご飯イヤを言わせて、嫌なことのなかで一つイヤだね、やらなくていいよとします。そのあと、やりたいことのなかで一番簡易的なことをやらせます。その代わりこれをやったら次はこれねと、目的を果たせます。

お子さまの好きなことや楽しい遊びにすこし付き合ってあげることでおちつきます。

出来ないことなどについては、状況や要求を認められない理由を簡単に伝えます。

泣いたら要求が通るという経験をさせないことが大切です。泣いたことで要求が通れば、次も泣いて要求を通そうとするでしょう。

また、親が子どもの行動を観察することも大切です。イヤイヤの原因が何かわかっているか、難しすぎる我慢をさせていないかなど、一旦立ち止まることも必要です。親が子供のイヤイヤで、子育てがイヤイヤにならないように親ご自身の自制心も必要です。

子供は全力で不快を訴えます。要求が通らないこともある、思い通りにいかないこともある、という経験を得ながら、感情のコントロールと自制心を育っていると考えましょう。

育児ストレス_いやいや期を無くす

イヤだイヤだも好きのうちとおもいたくなるほど、幼児期に起きるイヤイヤ期。そんな、イヤイヤ期に戦々恐々としているかもしれません。イヤイヤ期も一つの成長と考えれば全然問題ないと思ってストレスを抱えながら育児をする。イヤイヤ期をむかえてしまったら、そう考えるしかありません。イヤイヤ期の期間を短くし、緩和しましょう。

その前にそもそもイヤイヤ期にならないように育児を進めれば良いのです。まだ、その時期に入っていないなら、今からでも遅くありません。新しい習慣を取り入れてイヤイヤ期にならない子育てをしましょう。

イヤイヤ期が、なかったという声は聞きますが、何故イヤイヤ期がなかったのか?ということが気になります。生まれもった性格、胎教の効果、生まれたあとの育児方法など今間に合うなら実践しない手はありません。

ここでは、生まれたあとの育児方法について、紹介します。

1、共働きでなかなか子供と接する時間がとれないのですが、平日の一緒にいるときには家事はやらずに、寝かし付けまで絵本をよんだり、話かけをしたりしました。その後に家事をやるのは辛いのでかなり、さぼりました。

→コミュニケーションをしっかりとることが、重要ですね。しかも、テレビなどを見せずに話しかけをするときには、目を見ながらアイコンタクトすると、深いコミュニケーションになります。

2、生まれたときから、何をするにも順番を決めてやってました。ご飯のあとは、絵本読もうね、その次は、お風呂だねと何となく話しかけながら育児をしていたら、少し話せるようになると、ご飯のあとはお風呂だねと自分で順番を決めてくれるようなりました。

→ルール化することが育ち、自我がでてきたときに自分で決めながらできる。こどもにとっては、嬉しいことです。

3、小さい頃からかなり叱りました。ダメなものはだめ。やらないことはやらない。テレビを叩いたり、机に乗ろうとしたり大変でした。その都度叱りました。ただ、怒鳴ったりとか、変な言葉を使うことは避けたつもりです。真顔で説教する感じです。3歳の時には自分でテレビは叩いちゃダメねと言ってました。

→叱るときに、語気を強めたりせず説教することは、子供にもつたわりますね。しかも、説教は相手の目をみるので、コミュニケーションが、しっかりとれます。

共通点はどんな形にせよ、小さい時から話しかけて、コミュニケーションをしっかりとることが重要です。子供が嫌な気持ちになりその感情をだすことは、成長していることです。なんでもかんでも嫌というのは、イヤイヤ期と呼ばれる状態です。イヤイヤ期を避けるまたは、緩和するために、コミュニケーションをとることが重要ということかもしれません。

育児ストレス_いやいや期

イヤだイヤだも好きのうちとおもいたくなるほど、幼児期に起きるイヤイヤ期。そんなときどうしてる?

遂に我が家にもイヤイヤ期が到来したと嘆いているパパやママ!何とかしたいけど、我が子は、ご飯をたべることも、食べないこともエプロンをすることもしないこともすべてがイヤだ。

素直だったあの頃が懐かしいと振り返っても現実はかわりません。これを乗り切るには、イヤイヤ期は全てに対して何もやりたくないわけではないことを理解しましょう。

そもそも素直だった時期は、されるがままでした。次第に自分でできることが増え自我の芽生えにより、イヤイヤというモードに入りがちです。親のお願い、指示、命令すべてが子供にとっては、違うのです。

イヤイヤの原因は自我の芽生えととらえて成長していると思うしかありません。しかし、このイヤイヤ期を乗り切りたい気持ちは皆さんが持っているもの。

イヤイヤ期を直ぐに終わらせる方法は、残念ながらありません。イヤイヤ期が来ないようにするには、1歳になる前の育児方法が大切です。イヤイヤ期をむかえている場合は、どのように緩和と短期で終わらせるかを考えます。

イヤイヤ期の主な原因は自我ですが、それ以外にもコミュニケーション不足、特に抱っこなどの肌の接触の減少、親や回りの子供の真似になります。

保育園や幼稚園ではいい子なのに、家ではイヤイヤというこどもは、コミュニケーション不足の可能性があります。コミュニケーションの時間をながくすることは、生活時間に限りがあるため大変です。しかし、コミュニケーションの濃度をかえることはできます。テレビをけし、スマホをやめ、目を見て集中して話をする、遊ぶことで多くの子供はイヤイヤが緩和されます。一時間以上の集中したコミュニケーションがあると成果が上がります。

自我によるイヤイヤは、ママやパパのいうことやることにただ否定的な状態です。質問も受け付けない状態です。そうするとママやパパの表情は自然と強張り、緊張感がでます。このサイクルはイヤイヤを助長します。基本的にはなにをさせたいかよりも、なにを子供がしたいかを見極めます。わからなければ、優しくごめんね、わからないな。と伝えましょう。

言葉がうまく話せずコミュニケーションがとれない場合も同じくわからないことを伝え、ご飯食べたいの?抱っこしたいの?など次に同じ気持ちになった時にコミュニケーションできるように言葉を伝えることで、イヤイヤの期間が短くなります。

イヤイヤ期に付き合うのは大変ですが、子供もできない、やりたいことを伝えられない、コミュニケーションとりたいとストレスがあります。イヤイヤ期になってしまったら、子供を突き放さないことが、イヤイヤ期を緩和、短くする秘訣です。