赤ちゃん誕生の喜びから100日目に子育てイベントがあります。それは、将来に食べ物に困らないようにという願いから行う、お食い初めです。無事に子供が生まれ、100日目にもなると徐々に子育てのペースができてきていると思います。そろそろ、離乳食の開始、準備というところにお食い初めをするとう行事です。ことへの感謝や健康な成長をお願いする行事です。

お食い初めは、家でやることも多いてすが、外食ではお食い初め膳などもあります。お食い初めは、近親者のなかで最も年長者が箸をとります。家族、そのご両親と共にこの行事を楽しみましょう。

お食い初めの流れは、一般的には、このような流れになります。

1:まずは、外食であれば日本料理を提供している飲食店で予約します。家で行う場合は、予定をきめておきます。お祝いお膳は、お赤飯、尾頭付きの鯛、香の物、焚き物、紅白の餅、汁物などの一汁三菜のお膳を用意して行われます。

2:家族と共に、食事をしますが、赤ちゃんはまだまだ固形物は食べられませんので、本当に食べさせるのはやめておきます。近親者の年長者の膝の上に座らせ食べる真似をします。その時、正式には、お箸で次の順番でたべさせます。

①(お赤飯→お吸い物→お赤飯)→焼き魚→①→煮物→①→酢の物→①→歯固めの石→①の順番です。

歯固めの石は、神社から頂いたり、飲食店によっては用意してくれます。丈夫な歯が生えてきて、長生きできるようにという願いがあります。

3:その後は家族で楽しい時間をすごしましょう。子供の育て方や将来の夢など話題はつきません。

最後に豆知識ですが、お祝い膳は神様の食事を頂戴しているため、感謝が必要です。また、祝い箸は両端がまるまっており、どちらでも食べられるようになってますが、一方は神様が使うものとされていますので、取り分けなどには使わないようにしましょう。

お食い初めは赤ちゃんのお祝いごとではありますが、母になった奥様も100日たって少しずつ体調も戻ってそろそろ外出や初旅行の計画をたて始める頃です。まだ、出産や授乳による体調は万全じゃないので、無理せず家族で話して行いましょう。