プリスクールでも教えない幼児教育3(英語)

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幼児期の英語教育の方針は、主言語日本語、第2言語として英語を話せるようにするというものです。日本の教育が日本語でやる以上は、思考は日本語のほうがその他の学力に影響がでなくなります。

では、英語を話すための学習方針はどう考えたらよいでしょうか。そもそも親が英語を流暢に話せるか、否かで方針は変わります。親英語を話せて、発音などもほぼネイティブ並みであれば、生活のなかで英語をとりいれていけます。そうでない場合は、子供に教えることはできません。

そこで、英語を話せない親のために、小学校に上がるまでの学習方針とそれ以降の学習方針を簡単には記載します。

初めに、小学校に上がってからですが、英語を継続するということだけです。毎日一時間程度のヒアリングとアウトプットを繰り返します。CDなどでネイティブの音声を一節ずつきいて、覚えて発生するを繰り返します。絵本などの絵と文字で構成されたものを利用しておこないます。

一節ずつ行うことで、短期記憶にはいります。覚えた一節を長く記憶できるようにするには、復習が必要です。2週間後にどうようにまたおぼえます。次は同様の文章や単語を組み入れたものを一ヶ月後に、そのアト半年後に覚えるという方法をお勧めします。短期的な記憶に入ったあと、脳では忘れる作業がおこなわれます。必要な情報であることを脳に認識させます。

では、本題の幼児期の学習方法です。きっずわーくプロジェクトの学習方法は、縦と横と奥行きを使った学習方法です。学習方針は簡単、短く、繰り返すです。

英語を話すために必要な単語や文法のルールには、ベーシックイングリッシュという提唱があります。それを基本に活用し縦と横と奥行きの学習をおこないます。

ベーシックイングリッシュは、イギリスの心理学者であるチャールズ.ケイ.オグデンによって考案されたものです。基礎単語を850語とそれを使用する方法です。生活のなかで使用する単語量としては十分になるというものです。

将来英語を話すための基礎作りとして、この単語群を関連性のあるものをまとめ3Dマトリックス化しています。幼児期には、このマトリックスの概念を組み入れた絵本やおもちゃを利用して基礎単語のインプットを行います。

将来英語を話すためにインプットを中心に行うのが幼児期には適切です。インプットは、適切な期間を空けながらおこないます。アウトプットについて、心配があるかもしれませんが、幼児はインプットしたものを直ぐにアウトプットしますので、問題はありません。

幼児期に覚えたことは、使わなければ直ぐに忘れてしまいます。プリスクールで英語に触れていても使わなければ忘れてしまいます。英語学習をしたものを忘れないためには、期間を見定めて復習が必要です。あとで、子供が自ら復習しやすい学習方法を選択する必要があります。英語圏では、24時間英語にふれていますが、その環境をつくるのは現実的ではありません。絵本やおもちゃを使った学習方法を幼児期から行うことが大切です。

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