教育資金の貯め方_お金でお金を生む工夫

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毎月の貯蓄はできているけど、将来のお金について漠然と不安をかかえているなか、子供が生まれ教育費がかかり、出費が増えて貯蓄できる金額が減って更に不安になります。そもそも教育費を将来に向けてどのように作っていくかというのは、子育てママとパパにしたら初めての経験で気になるところです。

子育てにはお金がかかるらしいと良く聞きますが、実際にはいくらかかるのかと疑問に思います。なんと、1500万円以上かかると言われています。しかも、公立に進学していった場合です。しかし、一括で1500万円かかるわけではありまん。

更に、子育ては20年以上あり、食事や病院、洋服や習い事をなど含めると3000万円以上かかります。子供一人育てるのに、年収の手取りが400万円の人で約8年分の収入がかかる計算になります。国や自治体のサポートがあるため実際にはここまでかからないとことも多いですが、大きな金額です。ほとんどの子育て世帯は、これを給料だけで何とかしようということになります。その為、いままで毎月出来ていた貯蓄額を減らして、教育費、子育て費用にまわすことになります。

すると、貯蓄ができていないことで不安になったり、収入が減ったり、なくなったりすることなど、見えない未来にたいして、不安を増長させます。実際にはママやパパの老後資金や生活資金、旅行、遊びを少し我慢するということになります。

そこで、教育費、子育てのお金を給料以外で作る工夫をすることが大切になり、貯蓄ができ収入があるという実感が安心感を作り出します。

先程も、不安について考えた通り今できている貯蓄額が減ったり、収入が減ったりすることが不安の要素といいましたが、ここで質問です。どちらの状態があなたにとって不安でしょうか?

1、今の貯蓄がすべてなくなる。

2、今の収入がすべてなくなる。

2の収入がすべてなくなることの方が、不安な気持ちになりませんか?収入はサラリーマンであれば、雇われている間は給料が入って来ると思っています。それがなくなると急に不安になります。それは給料で生活しているからです。元々安定収入でない個人事業の場合は、1の貯蓄がすべてなくなるかもしれません。

何を軸に生活しているかによって不安が変わりますが、ほとんどがサラリーマン世帯の日本では、給料を主軸に生活費を考えます。

では、教育費を作る方法です。収入を増やし、貯蓄額を安定させるということです。

1、今ある貯蓄を利用する方法です。貯蓄額を安定させるというのは、月々にためる金額を安定させることです。今ある貯蓄を使い、お金が入ってくる仕組み、つまり収入をふやす仕組みをつくります。

今ある貯蓄が生み出す利息などで教育費をまかないます。今の貯蓄が500万円あるとして、毎月使う育児費用が2万円と仮定します。年間24万円です。500万円あれば20年持ちます。ここで工夫をします。500万円が生み出す利息で毎月2万円を作り出せばよいのです。

たった4%の利益を継続的にもらる仕組みを作ります。ここからは、少し専門的な話が入りますが、そんなものかと考えてください。

4%の利益をもらうには、分かりやすいように基準となる物差しとして、日経平均に採用されている225銘柄を紹介します。日経225銘柄の配当利回りは、2%ぐらいです。配当利回りは、株を保有するとその保有している会社の業績や方針によって株主に払われるお金です。儲けの山分けです。

まず、この時点で2%以上の利益を出せることがわかります。意外と簡単に2%の利益をだせるのは驚きです。年間500万円に対して10万円利益がでます。毎月の教育費等を少し賄えるようになります。

4%の利益を得るには、例えば日本たばこ産業は配当利回りが4.8%(2018年3月現在)です。400万円分持っていれば、毎月の教育費2万円とすると足ります。

つまり、ここで言いたいことは、今ある貯蓄を生かしてキャッシュインを確保するということです。先に質問したように、収入が無くなるのが不安になるので、給料以外のキャッシュインを増やし、不安を解消します。それを使うことで、給料からの出費もなく、毎月行っていた貯蓄額も減りません。

2、今貯蓄がない場合にはどうするか。今の収入から毎月の教育費等を出費することになります。何を節約するかと考えることが多くなりますが、何にお金を使うかを明確にする方が大切です。それから節約等を考えますが、節約はあまりしたくない、これ以上の節約はできないと思います。

では、毎月の生活でかかる固定費を他から捻出する方法を幾つか行います。食費であれば、ふるさと納税を利用してお米を買います。ふるさと納税は、買った時の支出はありますが、かなりの税金が還付されます。

他には毎月積み立てをしているお金で株主優待を利用して外食の費用やオムツ代にあてます。すかいらーくやクリエイトSDなど生活に直結したものを保有する方法があります。更に株には配当がありますので、キャッシュインを作ることができます。

お金でお金を作る方法を行えば、子育てにかかるお金を今の給料以外から捻出するかとができて、安心して子供を育てられます。

 

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